dd : ファイルを変換、コピーする
構文
dd [if=file] [of=file] [ibs=bytes] [obs=bytes] [bs=bytes] [cbs=bytes] [skip=blocks] [seek=blocks] [count=blocks] [conv=keywords]
説明
ファイルを指定された入出力ブロックサイズで (デフォルトでは標準入力から標準出力へ) コピーする。入出力の間に変換を指定することもできる
オプション
if=file | file で入力ファイルを指定する。指定しない場合は標準入力となる |
---|---|
of=file | file で出力ファイルを指定する。指定しない場合は標準出力となる |
ibs=bytes | 一度に指定したバイトのブロックを読み出す |
obs=bytes | 一度に指定したバイトのブロックを書き込む |
bs=bytes | 一度に指定したバイトのブロックを読み書きする |
skip=blocks | 入力ファイルの先頭から指定したブロックをスキップする |
seek=blocks | 出力ファイル中の指定したブロックをスキップする |
count=blocks | 入力ファイルから出力ファイルへ指定したブロックをコピーする |
conv=keywords | keywords で変換する内容を指定する |
conv に指定できる主な変換オプション
noerror | 読み込みエラーが発生しても継続する |
---|---|
sync | isbで指定したブロック数に合わせる。不足分はNULLが使われる |
notrunc | 出力ファイルを切り詰めない |
使用例
ディスクのコピー
# dd /dev/hda /dev/hdb